ダイヤとバラのリング
15年以上も前に結婚指輪をおつくりしたお客様から、お母様から受け継がれたダイヤモンドの指輪のリフォームの依頼を受けました。デザインはおまかせということでしたので、以前から暖めていたデザインでバラの花がつながるリングをつくってみました。
リフォームの前は普通の立爪リングでした、そのままでは見た目もさることながら、バッグや洋服などに引っかかりやすく実用性はほとんどありません。
上の写真のリングは、30年ぐらい前に大流行のデザインでした、修行時代は、このデザインのリングに毎日数十本単位でダイヤモンドを石留めしている職人さんを多く見かけました。バブル全盛期ですね、今はそんな仕事をしている職人さんはほとんどいなくなりました(-_-)あの指輪たちはどこへ行ったのでしょうか?タンスのコヤシ?になってしまったのでしょうか、もったいない(・д・`)