もっと知りたいダイヤモンドVol.5
今回はダイヤモンド評価(4C)の中の一つカラーグレードについて、レポートさせてもらいます、ダイヤモンドの鑑別書には必ず「カラー(色)の等級」としてアルファベットの一文字が記載されています、一番いいのはダイヤモンドの頭文字Dでそれからアルファベット順にMあたりまで徐々に褐色みを帯びてゆきます、下の写真はわかりやすく写真撮影してみたものです
実際の購入時には、ダイヤモンドを上の写真みたいに観察することはほとんど不可能ですが、鑑別書には大体こんなふうに記載されてます、でもほとんどの方は鑑別書を見ただけではなんのことかわからないと思いますので、ちょっとだけ詳しく解説してみます
この鑑別書では最高級のDカラーとなっています、その横に小さく「JJA/AGL認定マスターストーンセットNo.201」と書いてありますがこれはダイヤモンドのカラーを判別するときに用いた比較用のダイヤの見本のシリアル番号です、つまり判定する人もこのマスターストーンと見比べながら判定をしていくわけです、かなり微妙な判定といえます。厳密な資格が必要な職業だといえますね、判定官によっても若干(ワングレード)ずれる場合もありますので、鑑別内容にこだわられるかたは、複数の鑑定機関の鑑別をうけられるのもひとつの方法です。次に、 「色の起源」天然(NATURAl)とは、逆に言えば、ダイヤモンドには特殊な処理をしてピンクやブルーなど着色することもできるということです、色が付いているダイヤを無色にできることは聞いたことがありませんが、天然と記載されていればまず安心して購入することができます